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調査期間:2012年7月9日~2012年7月19日




初期研修医の教育は卒後何年目の医師が行っていますか?

~卒後6~10年が研修医教育を担当するケースが2割~

リサーチ結果概要

  • 「初期研修医の教育は卒後何年目の医師が行っていますか?」という質問で、27%が「研修医を受け入れていない」と回答した。
  • 「卒後6~10年目」という回答は全体の20%。「臨床経験があり、比較的若い働き盛りの人」「専門医資格を取得直後で,知識が豊富で活力がある」「後期研修を終えた医師」が適任という意見があった。
  • 「卒後10年目以上」は20%。「指導するにはある程度の経験が必要」「若手が少ないから」といったコメントがみられた。「卒後3~5年目」は19%、「卒後2年目」は18%で、ほとんど同列にならんでいる。回答全体をとおして、責任者は決まっているが、「チームで教育する」「若手も積極的に協力する」「直接指導するのはほぼ全ての医師」というコメントも多かった。

調査内容

調査目的「研修医教育の担当者」に関するポスティング調査
調査方法インターネットを利用したアンケート調査
調査期間2012年7月9日~2012年7月19日
調査対象MedPeer会員医師
調査地域全国
有効サンプル数2,659サンプル

質問内容

私は卒後10年目で、初期研修医の教育を担当することがあります。

後輩医師の指導を行うのに「適した時期がある」と感じることがあり、例えば、初期研修医の教育を経験豊富な卒後20年目の医師が行うことに疑問を感じます。

卒後5、6年目の医師の教育は7年目(1~2年先輩)が行っても良いと思いますし、卒後10年、20年目が教えたとしても、勉強になることが多いと思います。

私が初期研修医の教育を担当する際には、経験がある分、要求するレベルが高くなりますが、私の要求するレベルを学びたいと感じていないようです。

そこで、初期研修医の指導についてお伺いします。
皆さんがお勤めの施設では、初期研修医の教育係は主に卒後何年目が行っていますか?

以下の選択肢から、最も近いものをお選び頂き、その理由と何年目が行えばよいとお考えかをコメントでお答えください。

1.卒後2年目
2.卒後3~5年目
3.卒後6~10年目
4.卒後10年目以上
5.研修医を受け入れていない
6.その他

回答:クリックリサーチ(2,659件)

回答件数比率
研修医を受け入れていない72727.3%
卒後6~10年目54120.3%
卒後10年目以上50619.0%
卒後3~5年目46817.6%
卒後2年目582.2%
その他35913.5%
2,659100.0%

回答:コメント

「研修医を受け入れていない」 727件
  • マンパワー不足で受け入れはできていない。(50代、総合診療)
  • 最近は、開業医のところにも研修医が研修に来ることがあるようですが、今のところ受け入れていません。(50代、一般内科)
  • 何年目というよりも、豊富な知識と臨床経験、教える能力を持っているかどうかで決まると思います。 若くても、うまく教えられる先生もいるし、ベテランだからといって、うまく教えられない先生もいる。 その先生の、教える実力によって決まる問題ではないでしょうか。(50代、一般内科)
  • 現在は研修医を受け入れていませんが、市中病院ではマンパワーも限られているので、専任で指導を行うことはまず無理で、スタッフであれば経験年数に関わらずある程度の指導を行うようになると思います。(50代、麻酔科)
「卒後6~10年目」  541件
  • 指導医の資格を持ったものが担当することになっています。(50代、麻酔科)
  • 大学病院です。学生の面倒は初期研修医および後期研修医がみて、初期研修医および後期研修医を5-6年目の病棟医(医員)が面倒みて、更にその病棟医に大学院生(7-10年目ぐらい)がアドバイスをし、大学院生を助教授以上のスタッフ(大体10年目以上)が指導し、 そのスタッフを主任教授が使役する、というピラミッドが形成されております。(30代、一般内科)
  • 5年目以降、30歳代の医師が一番体力的にも適任だと感じています。(30代、一般内科)
  • 私のいた大学病院ではオーベン(助教、卒後15年くらい)とチューベン(大学院生、卒後4-8年目くらい)と研修医の3層構造でチームを作って病棟を見ていました。実質、仕事を手取り足取り教えるのがチューベンでしたが、新制度の研修医は、ローテートさせられている、っていう態度の人も多く、こちらも研修医の意欲に合わせていた感じです。(30代、一般内科)
  • 今の研修制度では、5年目くらいまでは本人もまだ研修医ですので、6年以降が良いようです。(50代、呼吸器内科)
  • あまり上級の医師が行うと、昔の悪習がそのまま受け継がれる可能性があり、よくないと考えます。(40代、消化器外科)
  • 大学病院なのでチームで行っており、基本的に1日1回はチームカンファがあり、結果として3年目、6-7年目、10年目くらいで指導することとなる。(30代、一般内科)
  • 卒後5年で専門医の資格がとれるので、それ以降の医師が教育しています。(50代、泌尿器科)
「卒後10年目以上」 506件
  • 内科・外科の研修指導医受講した先生が実施してます。(40代、整形外科)
  • 主には部長クラスですが、日常の手技などはもっと若手が指導することが多いです。(40代、一般内科)
  • 年数で決めてはいません。小さな病院で卒後10年以上の医師が多数を占めるので、主に10年以上の医師が担当することが多いですが、たまに若手も指導に加わることもあります。(40代、小児科)
  • うちのような小さな病院でも、親病院からの指示で研修医が来てくれています。指導するのは常勤医師ですが、若手がいないので15年目以上の医師が指導することになります。(40代、一般内科)
  • ある程度臨床経験がなければ無理でしょう.最低限10年以上必要と思います。(40代、整形外科)
  • チームで行なっているので、手技的な事は3〜5年目、方針決定などについては10年目以上が指導しています。(30代、産婦人科)
  • 手技に関しては卒後10年以上の先生が指導することが多いです。普段の指示などは後期研修医が担当します。(30代、一般外科)
「卒後3~5年目」 468件
  • 3-5年目の後期研修医とそれ以上の指導医が協力して指導しています。(40代、一般内科)
  • 研修医と一緒になって動き、考え、体験するという意味では、雑用の増える10年選手でなくて年代が近い方がよい。姿勢や基本方針その他の幹の部分は少し上の年代が良いのでは。(50代、一般内科)
  • 当院では研修医を受け入れていませんが、卒後3~5年が適当ではないでしょうか。2年ではまだ経験が少ないでしょうし、10年以上になると、世代の違いを感じませんか。もちろん、感じたほうがお互い良いのかもしれませんが。(40代、一般内科)
  • 現在卒後5年目の医師が行っています。年齢が近すぎると教える内容も医学についてというよりは業務についてになりがちですが、5-6年目ぐらいにだとある程度EBMも含めて教えられるし、メンターとしての役割も兼ねれると考えられるからです。(40代、血液内科)
「卒後2年目」 58件
  • 今の病院には、研修医はいませんが、卒後2年目が指導するのが、2年目にとっても勉強になると思います。しかし、さらにその上の医師のサポートは必要です。(50代、消化器外科)
  • 私が以前いた病院は、地域の基幹病院として研修医の応募が多く、1年目を2年目が指導し、2年目を3年目が指導する、屋根瓦式の指導体制を取る事が出来ていました。それが、ますます研修医の集まる要因でした。(50代、一般内科)
  • 最初は一つ上の学年が責任を持って、心構えやルールを教える。その後専門的なことはその他の先生が教える。(40代、耳鼻咽喉科)
「その他」 359件
  • 一人の医師が担当するのではなく、数人の医師からなるグループで担当します。一人の医師だけで指導を行うと偏りが出ることが多いように思います。(40代、消化器内科)
  • 早い人では、卒後3年目、私のように20年以上でも、指導することもあり、決まっていないです。(40代、一般内科)
  • 当直時はレジデント(3年以降)、スタッフ(6年以降)の2段構えです。通常のローテーションで回って来たときは、3年〜10年の指導医がマンツーマンで教育します。(50代、小児科)

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