トップ 医師調査一覧 専門医資格をいくつ保有していますか?

調査期間:2012年2月1日 ~ 2012年2月7日





専門医資格をいくつ保有していますか?

~4割近くは自分の診療科の専門医のみを持っている~

リサーチ結果概要

  • 「専門医資格」について、「自分の診療科の専門医のみを持っている」と回答した医師が最も多く、38%となった。「維持費が大変なので必要最小限」「更新が面倒なので数をしぼった」「開業医にはほとんど必要ない」といった意見がみられた。
  • 「自分の診療科の専門医と関連分野の専門医の計2つを持っている」は21%。やはり「専門医の維持には時間もお金もかかる」という意見が非常に多く、そのわりには「メリットがない」「給料に反映されない」といった不満があるようだ。
  • 「自分の診療科の専門医と関連分野の専門医の計3つ以上を持っている」は18%。「一度喪失すると再取得がほぼ不可能なので、そのまま維持している」「宣伝材料になる」といったコメントがあった。

調査内容

調査目的「専門医資格をいくつ保有していますか?」
調査方法インターネットを利用したアンケート調査
調査期間2012年2月1日~ 2012年2月7日
調査対象MedPeer会員医師
調査地域全国
有効サンプル数合計2,534サンプル(クイックリサーチ数:2,530件、コメント数:2,534件)

質問内容

ご自身で資格を有している専門医資格(認定医)はいくつありますか。

以下の項目からあてはまるものを選択して頂き、保有している方はその分野を、保有していない場合はその理由もお答えください。

1.自分の診療科の専門医のみを持っている
2.自分の診療科の専門医と関連分野の専門医の計2つを持っている
3.自分の診療科の専門医と関連分野の専門医の計3つ以上を持っている
4.自分の診療科の専門医と他の診療科の専門医の計2つを持っている
5.自分の診療科の専門医と他の診療科の専門医を含め計3つ以上を持っている
6.専門医(認定医)の資格は持っていない 7.その他

回答:クリックリサーチ(2,530件)

 回答件数比率
A自分の診療科の専門医のみを持っている954 37.7%
B自分の診療科の専門医と関連分野の専門医の計2つを持っている541 21.4%
C自分の診療科の専門医と関連分野の専門医の計3つ以上を持っている481 19.0%
D専門医(認定医)の資格は持っていない367 14.5%
E自分の診療科の専門医と他の診療科の専門医を含め計3つ以上を持っている109 4.3%
F自分の診療科の専門医と他の診療科の専門医の計2つを持っている371.5%
Gその他41 1.6%
2,530 100.0%

回答:コメント

A.自分の診療科の専門医のみを持っている 954件
  • 専門医の資格の保持にも結構お金がかかります。今のところ1つで問題はありません。(40代、麻酔科)
  • 専門医資格に走りだすときりがなく、学会や研修会などのノルマが増え、経費がかさむので、自分の診療科の専門医だけに限定している。個人的には不自由がなく、満足している。(30代、産業医)
  • 関連分野の指導専門医をとるよう、学会は呼びかけています。 自分の専門領域の専門医をとるための勉強は大変有意義で、知識も広がりましたが、準備も大変なので、無尽蔵に広がっていくのは困りものです。更新のための費用、講習会や学会参加への時間的制約もばかになりません。(30代、形成外科)
  • 最低限仕事に必要なので、診療科の専門医のみ持っています。関連分野の専門医は機会をみてとろうとは考えていますが、メリットに乏しいので悩んでいます。(30代、整形外科)
  • 多くの専門医資格を持っても意味がない。実際に自分の専門領域のものだけでよい。当院では専門医は2個まで手当が出る。(70代、一般内科)
  • 今の専門資格はバイトをするときには必須なので、取っておいて良かったです。もう一つ関連学会の専門医も持っていましたが、何の価値もないので、更新時にやめました。(50代、一般内科)
  • いくつか持っていましたが、更新が面倒になり 今は一つだけになりました。老後の事を考えると、無理しても維持しておいた方がよかったのかと少し後悔しています。(50代、整形外科)
  • 自分の専門分野の専門医のみで十分。病院では研修病院制度などに必要かもしれないが、開業医ではあまり利用価値がない。でも広告に掲載できるしそれを求めて受診する患者さんがいるのである程度役にはたっていると思う。(50代、一般内科)
B.自分の診療科の専門医と関連分野の専門医の計2つを持っている 541件
  • 整形外科専門医とリウマチ専門医を持っています。リウマチ専門医は更新の条件が厳しくなったので、次回の更新で維持できないかもしれません。(40代、整形外科)
  • 以前は3つだったが、開業しているため更新が大変で2つにした。(50代、一般内科)
  • 耳鼻咽喉科では日本耳鼻咽喉科学会と日本気管食道科学会の2つを持っている人は多いです。(40代、耳鼻咽喉科)
  • とにかく2つ持っています。持っても意味がないという人もいますが、専門医の資格を持っていると、恥じないように努力しようという意識は失せません。(50代、精神科)
  • 神経内科専門医受験資格に内科認定医が必要なのでこの2つを持っています。外勤先の中には専門医を要求してくる施設もあるのでまあまあ役に立っていると思います。(30代、一般内科)
  • 専門医資格を2つ持っていますが、臨床場面で役に立った経験はなく、また資格を維持するための学会参加など結構大変です。資格を取る意味合いはあるかなと考え込んでしまいます。(40代、一般内科)
C.自分の診療科の専門医と関連分野の専門医の計3つ以上を持っている 481件
  • 内科、消化器、内視鏡、肝臓。いずれも業務上必要。(30代、消化器内科)
  • 自身の専門領域だけでは不十分です。関連サブスペシャリティーの中から最低一つは持つよう指導しています。専門領域ひとつでは若手の模範となりません。(50代、麻酔科)
  • 外科,消化器病,消化器内視鏡ですが、他に産業医を持っています。ただ、いつまで維持できるかは良くわかりません。(40代、消化器外科)
  • 内科専門医と消化器病、消化器内視鏡をもっています。病院のHPにも記載されており、患者さんがそれを見て来院されることもあります。(30代、消化器内科)
  • 脳神経外科の専門医を取得後、頭痛外来を始めたため、頭痛専門医を取得し、その後頭痛治療に漢方薬が有用であったため、漢方専門医を取得しました。どれも今の診療に役立っていますね。(40代、脳神経外科)
  • 保有していても役に立たない資格もありますが、一度喪失すると再取得がほぼ不可能なので、 そのまま維持しています。(50代、呼吸器内科)
D.専門医(認定医)の資格は持っていない 367件
  • 以前は自分の専門分野は持っていましたが、ふつうの病院勤務には臨床するのにあってもなんら関係ないので更新もやめました。日本の専門医はペーパー専門医が多いのであてになりません。(50代、一般内科)
  • 卒後より僻地医療に携わり専門医を持つことの意味がありませんでした。(50代、一般内科)
  • 勤務医時代は持っていたが開業して複数科を標榜すると必要なくなりやめた。(50代、一般内科)
  • 精神科は国家資格の精神保健指定医があるのでお金のかかる学会資格は要りません。(50代、心療内科)
  • 自分の診療科の専門医資格取得に向けて努力中です。(30代、皮膚科)
E.自分の診療科の専門医と他の診療科の専門医を含め計3つ以上を持っている 109件
  • 維持は大変ですが、自分の診療科は多くの診療科と連携して成立しているので複数の科の専門医を持っています。(50代、麻酔科)
  • 4つ持っています。呼吸器内科は関連の専門医がいくつかありますので。大学などに行くつもりはないので、どこでもやっていけるようにと医者になったときからがんばって取得してきました。10年たった今でもその気持ちはかわりません。(30代、呼吸器内科)
  • 開業を視野に入れて専門診療科以外もとりました。(40代、麻酔科)
F.自分の診療科の専門医と他の診療科の専門医の計2つを持っている 37件
  • 脳外科と救急の専門医をもっています。(50代、脳神経外科)
  • 診療科の専門医は無くても困らない状態です。産業医も持っているがこちらは必要となるときがあります。(50代、一般内科)
G.その他・無回答 45件
  • 専門医は取得しましたが、維持に費用と労力がかかるので、失効しました。 年齢を重ねると専門医への執着が薄れてくるような気がします。(40代、一般内科)
  • 転科をしたため、前診療科の専門医のみ持っています。大変ですがせっかくなので維持したい。(30代、精神科)

その他のテーマ


テーマカテゴリー


トップ 医師調査一覧 専門医資格をいくつ保有していますか?